2019  シルビアカートレース 第6戦

アルバトロスクラスは大野選手、エンジョイクラスは広瀬選手が制す!


アルバトロス

 

エキスパート勢によるアルバトロスクラスは9台がエントリー。グリッド偶数列がCRG勢のみという珍事が発生した。ホールショットはポールスタートの大野選手が獲る。続いて松川悠選手、ISSA選手と続く。序盤は全車等間隔にレースが進む中、大野選手がじわじわとリードを広げ始めた。後方では田中選手のペースが上がらないのか4台の集団を形成する。4位争いをしていた氏本選手と石畑選手だったが石畑選手に軍配が上がる。レース中盤、ISSA選手が松川悠選手の後ろに張り付きプレッシャーを与え始める。後ろ3台のプレッシャーを受け続けていた田中選手だったが、9コーナーでインに入った松川巌選手と接触した弾みでスピンを喫し、テールエンドまで落ちてしまう。レース終盤、5位を走行していた氏本選手がマシントラブルでリタイアしてしまう。松川悠選手を懸命に追い詰めたISSA選手だったが決定打が無く3位でフィニッシュ。落ち着いたドライビングで2位を守った松川悠選手が2位、優勝は独走で他を寄せ付けなかった大野選手となった。

エンジョイ

 

レースを楽しむエンジョイクラスは5台がエントリー。

序盤、ポールから早々に逃げ切りを始めたのは唯一のPCRエンジンを搭載した広瀬選手。続いて早々に栗原空選手をパスして2位に浮上した藤山選手と続く。栗原空選手は今回好調の岡本選手からプレッシャーを受ける展開に。続く山本選手はペースが上げられず、少し間隔をあけて追う形となった。このまま膠着した状況が続くと思われたが、岡本選手が猛アタック、栗原空選手のインを何度も奪う展開を演じる。そしてファイナルラップ、岡本選手が9コーナーでレコードラインを奪いついに3位浮上かと思われたが、なんと最終コーナーで栗原空選手が奪い返し3位を死守した。2位は終始ペースが安定した藤山選手、優勝はPCRエンジンの余裕を見せた広瀬選手となった。

 

全4戦で行われた2019年のエンジョイクラスレースだったが昨年、笹木選手に圧倒され苦汁をなめた山本選手が堅実に28ポイントを獲得し、堂々のチャンピオンを手中に収めた。

次点は26ポイントの栗原空選手、3位は20ポイントで藤山選手。


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